“あとでやる”が習慣になっていませんか?
やるべきことは分かっているのに、つい後回しにしてしまう。誰もが一度は経験したことがある「先送りグセ」。実はこれ、気合や根性ではなかなか直せない「脳のクセ」でもあります。
特に仕事や家事、育児に追われる30〜50代の方は、「タスクは多いのに、集中力が続かない」「時間はあるはずなのに、気づけばSNSを見て終わっている」なんてことも少なくありません。
この記事では、そんな“先送りグセ”の原因と、誰でもすぐに試せる「先送り対策5選」をご紹介します。
メルカリ
先送りしてしまう心理とは?
先送りの大きな理由のひとつが、「今やることへの抵抗感」です。これは決して怠けているわけではなく、人間の脳が“面倒”や“不快”を避けるようにできているため。
たとえば、難しい資料作成や、気まずいメールの返信など、脳が「嫌だな」と感じた瞬間に「あとでやろう」と判断してしまうのです。また、「完璧にやりたい」と思う人ほど、最初の一歩が踏み出せずに後回しにしてしまう傾向があります。
よくある「あと回し」のパターンと落とし穴
- 「机の上を片付けてから始めよう」と思ったまま片づけに集中
- 「今は時間が中途半端だから」と、SNSを見てしまい気づけば30分経過
- 「あとでしっかりやりたいから」とメールを放置 → 返信し忘れ
これらはすべて「先送りグセ」の代表例。積み重なると、やるべきことが溜まり、精神的なストレスの原因にもなります。
メルカリ
今すぐできる!先送り対策5選
では、どうすれば“今すぐやる”行動に変えられるのでしょうか? 以下の5つの実践法を紹介します。
1. 「2分以内で終わることは今やる」
2分で終わるタスクは、考える時間より先に動いた方が早い!「メールを返信」「洗濯物を畳む」などは即実行。
2. タスクを小さく分解
「ブログを書く」→「見出しを書く」「導入だけ書く」などに細分化すると、心理的ハードルが下がり行動しやすくなります。
3. 一番やりたくないことを朝イチで
脳が最もエネルギーに満ちている時間帯に、苦手な作業を終わらせるとその後がグッと楽に!
4. タイマーでゲーム感覚に
「15分だけやる」と決めてタイマーを使うと集中力UP。短時間でも着手することで、やる気が後からついてきます。
5. 小さなご褒美を設定
「終わったらコーヒーを飲む」「終わったら散歩に行く」など、自分にとって嬉しいご褒美を用意することで行動が加速します。
「やるべきこと」が「やりたいこと」に変わる
先送りは誰にでもあるもの。でも、「やらなきゃ」という気持ちが続くと、心が疲れてしまいます。
だからこそ、意志の力だけに頼らず、「やれる仕組み」を作ることが大切。今回紹介した5つの対策は、どれも今日から実践できるシンプルなものばかりです。
まずは1つだけでも試してみてください。小さな“今すぐ行動”が、あなたの時間と心にゆとりをもたらしてくれるはずです。
コメント