「最近、疲れやすくなった気がする」…その原因は年齢だけじゃない?
「寝ても疲れがとれない」「仕事から帰るとぐったり」「休日もなんとなくダルい」。
こんなふうに感じていませんか?特に40代に入ると、体力や回復力の低下を感じる人が増えてきます。
でも実はその「疲れやすさ」、年齢だけが原因ではありません。
多くの場合、日々のちょっとした習慣や生活のクセが、知らず知らずのうちに体に負担をかけているのです。
今回は、「疲れない体」をつくるために40代から始めたい、5つの生活習慣を紹介します。
どれも特別な器具や高額な健康食品は不要。今日からすぐに取り入れられる、シンプルな方法ばかりです。
1. 朝一番の「水」と「ストレッチ」で体内の巡りを整える
寝ている間に私たちの体はコップ1杯〜2杯分の水分を失っています。
そのため、朝起きたらまず最初にすべきことはコップ一杯の常温水または白湯を飲むこと。
これにより体内の血流がよくなり、内臓も目覚めて代謝がアップします。
冷たい水ではなく、常温〜ぬるめの水がベスト。胃腸にもやさしく、吸収されやすいのがポイントです。
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さらに、軽く体を伸ばすストレッチをプラスすれば、こわばった筋肉がほぐれ、朝から体が軽く感じられるようになります。
おすすめストレッチ:
- 肩をゆっくり大きく回す
- 立った状態で背伸びを10秒キープ
- ふくらはぎのストレッチ
わずか5分でも効果があります。「朝はバタバタして…」という方も、歯磨きの前後などの“すきま時間”を使えば続けやすくなります。
2. 「疲れない食べ方」を意識するだけでエネルギーが持続する
実は、食べ方にも“疲れにくさ”を左右する要素があります。
特に気をつけたいのが血糖値の急上昇・急降下。甘いものや炭水化物をドカ食いすると、一時的にエネルギーが上がったように感じても、そのあとに急激な低下が起こり、結果的に「だるさ」や「眠気」を感じやすくなります。
【ポイントは3つ】
- 3食をバランスよく(抜かない・偏らない)
- たんぱく質を毎食意識して摂る(肉・魚・卵・豆製品など)
- 朝食に果物やヨーグルトを取り入れて胃腸を整える
また、よく噛むことも大切。満腹中枢が刺激されて食べすぎを防ぎ、消化もスムーズになります。
3. 「スマホ時間」を少し減らすだけで“脳疲労”が改善
つい寝る前までスマホを見てしまう…。そんな人は少なくありません。
でも実はこの習慣、**知らないうちに“脳を疲れさせている”**のです。
画面から発せられるブルーライトは、脳を「まだ昼間」と誤認識させ、交感神経を刺激します。結果、眠りが浅くなり、疲労が取れにくくなってしまいます。
改善のコツ:
- 寝る1時間前は「スマホを見ない時間」に設定
- スマホをベッドの外に置く(アラームは目覚まし時計に)
- 替わりに、音楽・ストレッチ・読書などリラックスできることを習慣に
少しの工夫で、睡眠の質がグッと向上し、翌日の疲労感が大きく変わってきます。
4. たった15分の「昼寝」で午後のパフォーマンスが劇的に変わる
午後に「集中力が落ちる」「眠気が襲ってくる」と感じたら、それは体の自然なサイン。
そんなときは、無理にカフェインでごまかすより、15分だけ仮眠をとるのが最も効果的です。
NASAの研究によれば、26分の昼寝でパフォーマンスが34%、注意力が54%向上したという結果も。
とはいえ、30分以上寝てしまうと「深い睡眠」に入ってしまい、逆にぼーっとしてしまうため、タイマーを15〜20分に設定するのがコツです。
ポイントは「机に突っ伏して目を閉じる」だけでもOKということ。休憩スペースや昼休みを活用しましょう。
5. 「湯船につかる」だけで副交感神経が整い、回復力がUP
ついシャワーで済ませがちですが、お湯にしっかり浸かる習慣をつけると、体の疲労回復力が大きく変わります。
ポイントは、ぬるめ(38〜40℃)のお湯に15分程度ゆっくりつかること。
血流が促進され、筋肉の緊張がほぐれ、自律神経のバランスが整います。
入浴の理想的なタイミングは就寝の90分前。
お風呂上がりの体温がゆるやかに下がっていく過程で、自然と眠りにつきやすくなり、疲れが抜けやすくなります。
まとめ|“疲れない体”は毎日の小さな積み重ねから
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40代以降の体は、少しの習慣で「疲れやすい」から「疲れにくい」に変えていくことができます。
特別なトレーニングやサプリに頼る必要はなく、日々の選択と生活の質を整えることが最も重要です。
最後に、今日から取り入れたいポイントをおさらいします。
✅ 朝の一杯の水+ストレッチ
✅ バランスのとれた食事と“噛む”意識
✅ スマホ時間を見直す
✅ 15分の昼寝を習慣化
✅ 湯船につかって1日の疲れをリセット
無理なく、できることから少しずつで構いません。
「疲れにくい体」を手に入れて、毎日をもっと軽やかに、もっと自分らしく過ごしましょう。
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